2009年05月04日
新・被災地ジオラマ製作(第12回):杉の木試作編
最近、とある人から「白いのばかりで全然製作が進んでいるように見えない」と言われてしまいました。
“白いの”とはスチレンボードを貼り重ねた土台の事だと思いますが、実は高低差や地形を決める上で重要なものです。
まぁ見る人によっては、ただの同じ様な白い塊にしか見えないのも、仕方ないかもしれませんが…
しかし、その“白いの”の作業も残すところ、あと一ヶ所になりました。
土台製作を優先し、完成させつつ、次の作業に向けて準備をしなければなりません。
特に今回のジオラマは「出来る限り細かい部分にもこだわりたい」という密かな目標があります。
でも、細かい部分をイキナリ作ちゃう自信もないので、試作を通して、実現への可能性を探りたいと考えています。
上の画像は荒砥沢ダム上流部の地すべり地帯のものです。
この一帯は植林された杉林である為、他のエリアに比べて杉の木が数多く見受けられます。
一本一本の杉で杉林を再現するのは、時間的にも精神的にも無理なので、特に印象的な倒れた杉、土塊の上に取り残された杉の木を再現できたらなぁと思います。
樹木の模型というのは、鉄道模型や建築模型用に市販されていますが、このジオラマの縮尺とは合わないので使えません。
そこで自分で作ちゃおうって訳で、材料として選んだのが、某100円均一ショップで売られていた「デンタルピック(歯間ようじ)」です。
ただのようじとは違い、サイドに枝のようなものが付いているんで、これは使えそうですね。
まず、三角形になるようにカット。そのままでは不自然な色なので、木として使う先端部を茶色に塗ります。
幹となる部分を残し、木工用ボンドを塗り、深緑のパウダーの中に。
これが途中で剥がれたりして、なかなか上手く出来ません…
試行錯誤の結果、回転させながら、パウダーを絡め取るようにすると上手くいく事が分かりました。
こうして出来た、杉の木です。
撮影が下手で申し訳ありませんが、実物はまぁまぁイイ感じです。
【お知らせ】
ジオラマ関連の話題は、下記のサイトに移動します。
よろしくお願いします。
栗駒ジオラマ紹介サイト:Kurikoma Gio-Site(栗駒ジオサイト)
“白いの”とはスチレンボードを貼り重ねた土台の事だと思いますが、実は高低差や地形を決める上で重要なものです。
まぁ見る人によっては、ただの同じ様な白い塊にしか見えないのも、仕方ないかもしれませんが…
しかし、その“白いの”の作業も残すところ、あと一ヶ所になりました。
土台製作を優先し、完成させつつ、次の作業に向けて準備をしなければなりません。
特に今回のジオラマは「出来る限り細かい部分にもこだわりたい」という密かな目標があります。
でも、細かい部分をイキナリ作ちゃう自信もないので、試作を通して、実現への可能性を探りたいと考えています。
上の画像は荒砥沢ダム上流部の地すべり地帯のものです。
この一帯は植林された杉林である為、他のエリアに比べて杉の木が数多く見受けられます。
一本一本の杉で杉林を再現するのは、時間的にも精神的にも無理なので、特に印象的な倒れた杉、土塊の上に取り残された杉の木を再現できたらなぁと思います。
樹木の模型というのは、鉄道模型や建築模型用に市販されていますが、このジオラマの縮尺とは合わないので使えません。
そこで自分で作ちゃおうって訳で、材料として選んだのが、某100円均一ショップで売られていた「デンタルピック(歯間ようじ)」です。
ただのようじとは違い、サイドに枝のようなものが付いているんで、これは使えそうですね。
まず、三角形になるようにカット。そのままでは不自然な色なので、木として使う先端部を茶色に塗ります。
幹となる部分を残し、木工用ボンドを塗り、深緑のパウダーの中に。
これが途中で剥がれたりして、なかなか上手く出来ません…
試行錯誤の結果、回転させながら、パウダーを絡め取るようにすると上手くいく事が分かりました。
こうして出来た、杉の木です。
撮影が下手で申し訳ありませんが、実物はまぁまぁイイ感じです。
【お知らせ】
ジオラマ関連の話題は、下記のサイトに移動します。
よろしくお願いします。
栗駒ジオラマ紹介サイト:Kurikoma Gio-Site(栗駒ジオサイト)