2010年06月14日
岩手・宮城内陸地震の発生から2年
「希望の灯り」と駒の湯温泉の被災現場(6月13日)
「岩手・宮城内陸地震」の発生から今日で2年。土石流により7人が犠牲となった「駒の湯温泉」の被災現場で、発生時刻の午前8時43分に合わせ、黙祷を捧げました。
地区住民らによる黙祷(6月14日)
前日の13日には、この場所で慰霊碑の除幕式が行われました。
今回も駒の湯温泉に続く坂道の両側には、数百本のキャンドルが並べられ、火を点すお手伝いをさせていただきました。
昨年のブログの記事では、「希望の灯りは、行方不明者の早期発見を願うご家族の希望になって欲しい」と書きました。それから半月後の再捜索で、行方不明になっていた、お二人のご遺体が発見されました。
建立された慰霊碑には、真ん中に「絆」という文字が大きく刻まれています。
直接的な被災者ではないものの、僕自身もこの地震を通じて「人と人とのつながり」ができました。
実際に被災し、救助や支援を受けられた皆さんにおいては、その事をより実感されている事でしょう。
絆の文字にはそういった思いというものが、込められているのではないか思います。
今後も絆を大切にし、地区の復興のお手伝いができれば、と考えています。
Posted by 金澤大輔 at 12:30│Comments(0)
│岩手・宮城内陸地震