岩魚の燻製―耕英のカエルは冬眠せず

金澤大輔

2011年01月08日 00:30

やっとこさ連休になったんで、一泊二日の正月帰省をしました。

昨日から降り続く地元民も驚いちゃうくらいの大雪の中、仲間達を訪ねて「山脈(やまなみ)ハウス」へ。
山脈ハウスは、耕英地区の住民でつくる「栗駒山麓利用組合」が運営している飲食・休憩施設です。
冬の間、施設の営業はお休みしてますが、事務所では何やら活動しているようです。



岩手・宮城内陸地震で被災した耕英地区の復興の為に活動していた「Team Bikki」の仲間達。
チーム名のBikki(ビッキ)とは地元の言葉で「カエル」を意味し、「山に帰る」という願いが込められています。

そして、避難指示が解除され、山に帰ってきた現在、活動の場を山脈ハウスに移し、新しい「耕英の特産品」作りに励んでいます。



まず初めに作られたのが、「岩魚の燻製」です。
岩魚(イワナ)は栗駒山の渓流にも棲息する川魚ですが、耕英は日本で最初に養殖に成功した養殖発祥の地でもあります。

もちろん、燻製の原料の岩魚から自分達で育て、独自ルートで仕入れた「モンゴル産岩塩」を使用しているという、こだわりの逸品です。

岩魚は塩焼きにして食べるのが一般的な食べ方だったですが、燻製になるとまた違った味わいで、美味しいですよ!

なお、この岩魚の燻製は、まだ一般のお店にはおいていないそうですが、電話注文による通販の形で購入できます。

【連絡先】山脈ハウス(栗駒山麓利用組合)
URL:http://yamanamihouse.com
TEL&FAX:0228(46)2220

詳しくは上記までお問い合わせください。
皆様も是非一度ご賞味いただければと思います。
よろしくお願いします!


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