2009年05月24日
新・被災地ジオラマ製作(第20回):冷沢編5

道路を“舗装”しました。
作業自体は、幅2.5mm厚さ0.14mmのプラスチックの板(プラ板)を貼り付けるだけの事ですが、カーブの部分は切れ目と微妙な力加減で曲げていくのが大変でした。

じゃあ何で、わざわざプラ板で道路を作ったかいうと、道路にできた「亀裂」も表現したかったからです。
上の画像は、実際に冷沢の崩落現場で撮影したものですが、アスファルトに刻まれた大きな亀裂が、地震の凄まじさを物語っています。

で、ジオラマの「亀裂」の部分です。
さすがに亀裂の一本一本までは忠実に再現できませんでしたが、雰囲気は伝わるんじゃないかと思います。
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ジオラマ関連の話題は、下記のサイトに移動します。
よろしくお願いします。

栗駒ジオラマ紹介サイト:Kurikoma Gio-Site(栗駒ジオサイト)


2009年05月22日
新・被災地ジオラマ製作(第19回):窓滝編3
ちなみに、既に着色している「冷沢」(画像手前)と並べてみると…


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2009年05月22日
新・被災地ジオラマ製作(第18回):窓滝編2
「窓滝」の土台表面を紙粘土で覆いました。
使用する紙粘土は百円均一ショップで売られている、軽いタイプのものです。
崩落した箇所は歯ブラシで擦り、跡を付けて行きます。
先日の「冷沢」の製作の所でも少しお伝えしましたが、紙粘土にただ跡を付ける方法だけでは、崩落した箇所をリアルに表現する事は難しいような気がします。
そこで、「冷沢」の製作の時に使ってみて、イイ感じだった“ある素材”を今回も使いました。
そのイイ感じの素材とは、「使用済みの使い捨てカイロの中身」です。
なぜ、「使い捨てカイロ」なのか…特に深い意味は無くて、そこら辺にあったからです(笑)
探せばもっと良い素材があるのかもしれませんが、粒の大きさも適当で不均一なので、そこがまた自然っぽいというか。
上の画像の黒い粒が、カイロの中身です。
それを水で薄めた木工用ボンドで接着します。
その後、塗装しました。
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2009年05月17日
新・被災地ジオラマ製作(第17回):冷沢編4
先日の撮影i時に、「冷沢」の“植林”作業を行いました。
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2009年05月16日
NHK仙台放送局から取材を受けました!
昨日、製作中のジオラマについて、NHK仙台放送局から取材を受けました。
新井信宏アナウンサーをはじめ、カメラマンさん、音声さんの計3名様で、わざわざ仙台から、狭くて汚い東京の1Kの部屋までいらっしゃいました。
そもそも、何で取材を受ける事になったかと言いますと、ある日突然、新井アナウンサーからいただいたメールに始まります。
新井アナウンサーは以前からこのブログをご覧になっていたそうですが、このブログ(ジオラマや栗おやじ)の「地震の記憶を風化させてはいけない」というテーマに共感されたようです。
それは発生直後から地震のレポート制作に携わっている、新井アナウンサーの考えと同じものだったからです。
ぶっちゃけて言いますと、僕は裏方の作業員みたいなものですから、作者の事なんかより、作品自体で勝負しなければいけないと常々思っています。
そんな訳で、作品だけではなく、作者自身の事や住んでいる部屋の中まで、テレビに出てしまうのは、正直辛いですし、少し悩みました…
しかし、テレビでジオラマやジオラマに秘められた「想い」が紹介される事で、より多くの方にこのジオラマ、ひいては被災地について関心を持っていただける、良い機会になるのではないかと考え、取材を受ける事にしました。
これには、新井アナウンサーの持つ誠実な人柄と、この取材に対する熱意なくして、決める事はできなかったでしょう。たぶん色々ご迷惑をお掛けしたと思いますが、滅多にない貴重な体験ができました。ありがとうござます。
実際の放送では、「ジオラマって何?」っていうところから、わかりやすく紹介していただけると思います。新井アナウンサーがどのようにまとめてくださるか、楽しみです。

カメラマンさんと音声さん(のマイク)

新井アナウンサー(画像左)と作者
この模様は、来週5月19日(火)夕方6時10分からのNHK総合テレビ(仙台放送局)「てれまさむね」内の特集コーナーで、放送されます。
宮城県内のみの放送ですが、よろしくお願いします。
【追加情報】
5月29日(金) NHK総合(全国)「おはよう日本」5:00~
6月17日(水) NHK総合(一部地域を除く)「ゆうどきネットワーク」16:50~18:00
上記の番組でも、放送予定があります。
▼こちらもよろしくお願いします▼

新井信宏アナウンサーをはじめ、カメラマンさん、音声さんの計3名様で、わざわざ仙台から、狭くて汚い東京の1Kの部屋までいらっしゃいました。
そもそも、何で取材を受ける事になったかと言いますと、ある日突然、新井アナウンサーからいただいたメールに始まります。
新井アナウンサーは以前からこのブログをご覧になっていたそうですが、このブログ(ジオラマや栗おやじ)の「地震の記憶を風化させてはいけない」というテーマに共感されたようです。
それは発生直後から地震のレポート制作に携わっている、新井アナウンサーの考えと同じものだったからです。
ぶっちゃけて言いますと、僕は裏方の作業員みたいなものですから、作者の事なんかより、作品自体で勝負しなければいけないと常々思っています。
そんな訳で、作品だけではなく、作者自身の事や住んでいる部屋の中まで、テレビに出てしまうのは、正直辛いですし、少し悩みました…
しかし、テレビでジオラマやジオラマに秘められた「想い」が紹介される事で、より多くの方にこのジオラマ、ひいては被災地について関心を持っていただける、良い機会になるのではないかと考え、取材を受ける事にしました。
これには、新井アナウンサーの持つ誠実な人柄と、この取材に対する熱意なくして、決める事はできなかったでしょう。たぶん色々ご迷惑をお掛けしたと思いますが、滅多にない貴重な体験ができました。ありがとうござます。
実際の放送では、「ジオラマって何?」っていうところから、わかりやすく紹介していただけると思います。新井アナウンサーがどのようにまとめてくださるか、楽しみです。

カメラマンさんと音声さん(のマイク)

新井アナウンサー(画像左)と作者
この模様は、来週5月19日(火)夕方6時10分からのNHK総合テレビ(仙台放送局)「てれまさむね」内の特集コーナーで、放送されます。
宮城県内のみの放送ですが、よろしくお願いします。
【追加情報】
5月29日(金) NHK総合(全国)「おはよう日本」5:00~
6月17日(水) NHK総合(一部地域を除く)「ゆうどきネットワーク」16:50~18:00
上記の番組でも、放送予定があります。
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2009年05月15日
避難指示解除
避難生活が続く、仮設住宅
岩手・宮城内陸地震の発生より、11ヶ月が過ぎました。
今月20日には、栗原市耕英地区に出されていた、避難指示を一部を除き解除する方針が決まったようです。
耕英の人達は「山に帰ろう!」と今まで頑張って来ました。避難指示の解除によって、その想いが実現される事は大変喜ばしく思います。
しかし、避難指示が解除されても、被災した苦しみから全て解放される訳ではありません。
生業を奪われてしまっている現状、大規模な修繕が必要な住宅もあるでしょうし、問題は山積みです。
これからが、本当の始まりなのではないかと思います。
まもなく地震発生より一年を向かえます。
今後も温かい目で被災地の復興を見守っていただけると幸いです。
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2009年05月13日
新・被災地ジオラマ製作(第16回):冷沢編3


「冷沢」の塗装作業を行いました。後から“植林”する部分は緑色に、崩れた斜面は茶色に塗りました。
崩れた斜面には岩石等を配置。前回製作した冷沢のジオラマでは、どちらかと言えば、ツルッとした感じだったのですが、今回はある素材を用いて、ザラついた感じにしました。
その素材についてはまた今度。
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2009年05月12日
新・被災地ジオラマ製作(第15回):冷沢編2

「冷沢」の土台表面を紙粘土で覆う作業を行いました。
紙粘土は百円均一ショップで売られている、軽いタイプのものです。
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2009年05月07日
新・被災地ジオラマ製作(第14回):荒砥沢Ⅲ編
荒砥沢シリーズの第三弾、「荒砥沢Ⅲ」の土台製作を開始しました。
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2009年05月06日
河北新報で紹介されました!(メインじゃないけど)

5月5日付の河北新報朝刊ならびに河北新報社が運営するニュースサイト「コルネット」において、先日当ブログでもお知らせした、「くりこま耕英震災復興の会」のイベント参加の記事が掲載されました。
記事: 耕英イワナ、復活着々 栗原のフェアに出店
記事のメインは、復興の会が今年初めてイベントに出店した事ですが、その中に“地区の大規模崩落地のジオラマを展示し、被害の深刻さを買い物客に伝えている。”という記述もありました。
ジオラマ展示について、少しでも触れていただいた事は嬉しいです。ありがとうございます。
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